第一段階

東日本大震災で被害に遭われた方々への「声なき者の友の輪」支援活動・第一段階

現地におけるニーズの聞き取り

千年に一度という未曽有の大震災・津波に加えて福島第一原子力発電所の事故という三重の災害に見舞われた福島県内における被災の現実の把握に努めた。 お金に絡む利権にひるむことなく「新しい福島の創造」に取り組むことができるのは市民運動家や宗教者の方々であることを鑑み、福島県内の教会を活動の中核に置くことを決定し、いわき市、相馬市、南相馬市、郡山市、福島市、会津若松市など全県に点在する30の教会を毎月訪問し、リーダーたちから意見を聞き取り、福島の今後について祈りを共にした。
教会が取り組んでいる地域の被災者の方々への直接的奉仕(援助物資の配給や避難所における足湯の奉仕など)にも参加させていただきながら、福島全県において調整の役割をさせていただいた。