代表挨拶

「声なき者の友」の輪は、イエスの手足になってこの地を癒す神の技に参加したいと願うものたちが創設しました。

21世紀に「神の国」の実現を信じる働きを

現在、世界は病んでいます。これからますます飢えや貧しさや虐げなどに苦しみ、訴える声さえ上げられない人々が増えていくことが予想されます。

わたしの名を呼び求めているわたしの民がみずからへりくだり、
            祈りをささげ、わたしの顔を慕い求め、その悪い道から立ち返るなら、
            わたしが親しく天から聞いて、彼らの罪を許し、彼らの地をいやそう。
            【Ⅱ歴代7:14】

という聖書の約束にあるように、この病んだ世界をいやしてくださるお方は神ご自身であり、イエスの名を呼び求めている主の民としての「教会」には、この地をいやす神のみ業に参画する責任と特権を与えられています。 この世界の完全ないやしは、主が再臨なさる時にもたらされます。しかし、現在のわたしたちに求められていることは、「御国が来ますように」と祈りつつ、キリストの弟子として愛の奉仕に励むことです。

現在、教会に迫られていることは、聖書に立脚したパラダイム転換です。イエス・キリストを信じ従う者たち全員が、いつでもどこでも「キリストの大使」として黄金律に基づく隣人愛に生きること、最も弱い立場に置かれている方々に目と手を向けること、社会の大きなニーズを具体的個人の小さなニーズの総計と捉えてこの小さなニーズにイエスの愛で応えていくこと、教派・教会・団体の壁を超えた「神の国」という視点をもって共に働くこと、などです。

このような視点から、「共に喜ぶ」社会の実現を目指して「声なき者の友」の輪(Friends with the Voiceless International)は創立されました。神のみ旨に従いたいと願う者たちが、あらゆる場面で「イエス様なら何を考え、何をなさりたいか」と祈って、全日本・全世界で「神の国」のビジョンをもって行動するようになることを狙いとしています。

「声なき者の友」の輪 代表
            神田英輔