アーカイブ

アーカイブでは、現在は終了している過去のプロジェクトをご覧いただけます。

ネパール大地震 緊急支援の経過報告(2015年6月 ニュースレター既報)

ビジョン・ネットワーク・ネパール(Vision Network Nepal)に協力。

2015年4月25日にマグニチュード7.3の大地震がネパール中部を襲いました。この地震による被災者はネパールの人口3分の一の800万人に及ぶと言われています。
「声なき者の友の輪」では、地震数日後から、理念を共有し、地域に仕えてきた教会が集まるパートナー団体「ビジョン・ネットワーク・ネパール(Vision Network Nepal)」による救援活動に協力しています。この地域教会の群れは、それぞれが置かれた地域の村々で「隣人を愛する」関わりを築いてきました。日本でも、東日本大震災での救援のときに学んだように絆が生かされて、多くの人々が必要と愛が届けられる貴重な機会になっています。

必要な物の援助を開始

このグループでは、地震直後、被害が少なかった人々がまず出せるものやお金を出し合い(平均月収約8千円の国で総額9万7千円になったそうです)、できるところから困窮する被災者の人々に必要な物の援助を始めました。5月第一週からは、海外からの協力を得て、いくつかの地域にチームを派遣してきました。一つのチームは、カトマンズから離れ、多くの家が壊れ、支援が届いていない三々五々に散在する村々を訪問し、乾燥米、豆、ビスケットなどの緊急食料、水、毛布、テントなどの援助品を配布しました。多くの村人の家が壊れ、支援もまだ届いていなかった山間部のカウル村では、6トンのお米と62個のテントを配布することができました。

今後は、山奥の村での復興住宅づくりに協力するために訪問を続けるビジョン・ネットワークのメンバーは、祈りのなかで、自分たちを押し出してくださっている愛のお方の力を感じながら困難な山奥に出向いている、との報告を伝えてくれています。

アーカイブ archives

  1. プログラム概要
  2. 進捗レポート
  3. 報告1 2015年6月
  4. 報告2 2015年7月