世界

FVIとの協力関係の中で、海外パートナー団体が行っているプロジェクトをご紹介します。

003 西アフリカ ガーナ

からし種エージェントによるエージェント増殖と地域変革 西アフリカ ガーナ ガーナの芯の発展のために、「小さな愛の行動」を習慣とする仲間づくりを広めるクリスさん

2013年5月報告 「からし種成長クラブ」による「地域からし種プロジェクト企画」

アクラ・ポクァシ グループ1
企画:からし種資金づくりのため、メイズ(とうもろこしの一種)とキャッサバ栽培

経過報告

1月末にンサワム郡に3エーカーの土地を借りることができた。2月中に生い茂った草を刈り、種を植える準備を整えた(写真)。5-7月が雨期。5月始めにメイズの植え付けが始まっている。
植え付けが終わると、雑草とりが行われる予定。

アクラ・ポクァシ・グループ2
企画:子ども教育支援のための資金づくりの食用ウサギとティラピア(魚)養殖

経過報告

3月に、300ドル分のグループ自己資金も使ってウサギの養殖小屋作りを開始した(写真)。エサの草がなるべく多く手に入るように、5月の雨期を待つ必要があった。4月終わりに3匹の食用ウサギのメスと1匹のオスを購入し、交配中。6月には子ウサギが見られるだろう。
エサ不足にならないように、ふすま飼料も準備している。

アクラ・ポクァシ グループ3
企画:職業訓練会運営の資金作りのため、お菓子作りと販売

経過報告

12月後半と1月始めに、まず、50ドルのグループ自己資金でケーキとクッキーをづくりを行った。この結果、12月の2回はそれなりの利益が出たが、1月は損失となった。この結果を検討した結果、クリスマスと新年には販売は好調だったが、その後、ケーキやクッキーの売れ行きは、伸びなくなったことを理解した。この教訓から、お菓子販売にこだわらず、パイナップルと野菜作りを手がけることにした。
協力資金で、ンサキ郡に1エーカーの土地を借り、整地を始めた。
失敗からの学びを糧にして、次の活動で、職業訓練会用の資金作りが始められたらと願っている。

ケープ・コースト市と隣接エルミナ市
企画:貧しい地域メンバーの家計向上のため、炭焼き作業、メイズ、キャッサバ栽培

経過報告

炭焼き業がこの地域ではもっとも利益が出る最善のビジネスであるので、4エーカーの土地をグループ自己資金と協力資金で購入(写真)。土地はグループ所有とすることで同意しているので、現在、地域での貧しい人々の雇用の場として登記手続き中。地域の貧しい家庭から労働者を雇い、整地を始めた。雨期になる5月始めから、炭焼きのための植林を開始する予定。

植林した木が炭焼きに適するように成長するまで2年かかり、他方、貧しい地域の人々をそのまま放っておけないので、植林後、すぐに換金作物として3か月で収穫できるメイズと半年後に収穫できるキャッサバを植えつける予定。